【2026年5月ニュースレター】「まちに伴走する」とは?3期目の節目に考える

こんにちは。株式会社SOU代表の仲田です。

3月から始まった月1回のニュースレターも、今回で3回目となりました。読んでいただくほどに、「伴走」という目に見えにくい仕事の輪郭や、SOUが大切にしている想いが少しずつ伝わっていたら嬉しいです。

実は、6月に創業3年という節目を迎えます。今回はそんな振り返りの気持ちも重ねながら、中高生の挑戦や地域企業を支える「まちに伴走する」事例をご紹介します。

SOUにとって行政の委託事業は、その事業をつくった人の想いや、まちが持つ可能性に触れながら、実際に変化が起きるところまで関わることを大切にしています。

3月のニュースレターでもご紹介した「京都市 ユース・アントレプレナーシッププログラム」。今年度も引き続き、京都市の中高生を対象にしたアントレプレナーシップ事業を担当させていただくことになりました。

アントレプレナーシップ教育の目的が「起業家を輩出する」ことになりがちなことも多いのですが、京都市さんはこのプログラムを通して「若者の起業家マインドを育てていく」ことを目的とされています。

プログラムを通して起業する人がいても、会社の中で事業を起こす人がいても良い。起業に限らず、いろんな可能性が広がっていくことを大事にしている京都市さんの考えに、僕は深く共感しています。

また、この4月に地域企業未来力創出コーディネート事業の企画・運営業務の採択をいただきました。この事業は、地域企業の新たな価値創造や、社会実験の支援をさせていただくというものです。

京都の街は、自然や伝統文化を土台にしながらも、地域企業の営みによって形づくられてきた側面が大きいと感じています。地域企業は、単に商品やサービスを生み出すだけでなく、雇用や文化を育み、人々の暮らしやすさを支えてきた存在です。

今、変化の激しい時代の中では、1社だけで答えを出すのが難しい課題も増えています。だからこそ、企業同士が知恵を持ち寄り、ときにはSOUのような伴走企業も加わりながら、新たな価値を生み出していく挑戦が大切な気がしています。

この事業は、株式会社よい根の前田さんや橋本経営相談事務所の橋本さんと共同提案し推進をしています。また多くのコーディネーターの方々と力を合わせながら、地域企業を支えていきたいと考えています。(前年度から引き続き、同事業の広報を担われる一般社団法人リリースさんとも連携して進めます!)

この2つの事業は一見すると別々に見えますが、中高生は未来の担い手、企業は今の担い手として、どちらもまちを支える大事な存在だと思います。今のまちを育みながら、未来も育てていく。その循環を大切にしながら、まちが「変わりたい」と願う思いに寄り添い、ともに考え進んでいく「まちへの伴走」を今後も続けていきたいです。

2023年6月の設立から、この5月でSOUは無事に3期目の期末を迎えます。クライアントさん、SOUに関わってくださる皆さま、専門家として一緒に走ってくださるパートナーに恵まれた3年間でした。

この3年間で見えてきたSOUが大切にしたいこと。それは、SOUだけで完結するのではなく、SOUに関わってくださる方の願いや可能性に応じて、必要な人や知恵を繋ぎながら実現へと伴走することです。「どうやったら叶えられるのか」を一緒に考え、信じてくれる人が増えて、つながりの中で願いが叶っていく。その広がりもまた、SOUらしさだと感じています。

第1次中期経営計画では、まずSOUという会社の土台をしっかり築くことを大切にしてきました。その根っこにあるのは、「可能性を最後の一秒まで諦めない」というビジョンです。お客さまが課題に直面し「もう難しいかもしれない」と感じる場面でも、「いや、まだ可能性があります。一緒にその可能性を目指してゴールテープを切りに行きましょうよ」と声をかけられる存在でありたい。そんな想いで、これまで伴走してきました。

そして3期目を終えようとする今、続く4期目、第2次中期経営計画に向けて感じているのは、単に可能性を信じるだけでなく、その可能性を実際に“叶える”ところまで伴走したい、ということです。より深くお役に立ち、実現のところまで伴走したいという想いが強くなっています。「諦めずに済んだ」で終わるのではなく、「諦めなかったから実現できた」「結果につながった」と感じていただけるような関わりを、今後はもっと増やしていきます。

次の3年間に向けて、まずは、より多くの機会に伴走ができる運営体制を整えることを大きな目標に掲げています。

同時に、自然や文化、スポーツのように、お金だけでは価値を測れないけれど、社会にとって確かに大切なものが、本物が本物のままであり続けられる形を、ビジネスの力でどう支えられるのか。その問いにも向き合っていきたいと考えています。これからのSOUにも、ぜひご期待いただけたら嬉しいです。