はじめまして。株式会社SOUの代表取締役の仲田です。
「伴走って、どんな仕事なの?」と言われることも多い、私たちの「伴走」という事業。日頃から関わってくださる皆さまに、SOUの事業や想いを知っていただきたいなと思い、月1回、SOUのニュースレターをお届けします!
リアルな事例や私のコラムなどを読んでいただき、 「伴走って、こんなことをしているんだ!」と知っていただけたら嬉しいです。(今月号は、1月2月合併号となります)

「できたらいいな」から始まった挑戦|事例① アイビ建築様
アイビ建築さんとの出会いは、2025年の「未来の祭典」というイベントでした。お話をする中で見えてきたのは、建築業界が抱える「職人不足」という課題。
一方で、現代社会にはひきこもり状態にある方や、就職に不安がある方がたくさんいる社会課題も存在しています 。この2つの課題をうまく繋げられないだろうか。そんな問いから生まれたのが「お仕事ちょこっと体験プロジェクト」です。
ひきこもり状態や、就職が不安な方を対象に、大工さんの仕事を“ちょこっと”体験してみる。最初は「こんなん、できたらいいな」から始まった話ですが、アイビ建築さんとインテリアホソイさんが主催で、去年12月に無事開催されました!

その「お仕事ちょこっと体験プロジェクト」を形にする中で、ふとアイビ建築さんから新しいご相談がありました。
アイビ建築さんの住宅は、高気密・高機能のエコハウス。冬でも半袖で過ごせるほど暖かいお家なのが特徴。
「モデルハウスを作って、うちのエコハウスに宿泊体験してもらい、価値を知ってもらいたい。」「でも、どう体験してもらって、どう広げたらいいか分からない」とのこと。
SOUはその想いをどうすると形になるか、企画会議の設計から、宿泊体験づくり、広報戦略、当日の運営設計までを伴走させていただくことになりました。

そこで、プロジェクトは2026年1月からスタートし、モデルハウス7月末完成予定です。宿泊によって価値が自然と感じられ、広がっていくよう、企画と広報を一緒に整えているところです。準備が整ったらニュースレターなどでご案内しますので、ぜひ体験に来てくださいね!
中高生のやってみたいを形に|事例②京都市 ユース・アントレプレナーシッププログラム
京都市主導の「ユース・アントレプレナーシップ」は、未来の京都経済を担う人材育成のため、市内の中高生を対象とした起業家精神を育む取り組みです。私たちは、その中の「起業サークル」のコーチとして、2025年前期から伴走しています。
このプログラムで重要なのは「起業家を生み出すこと」ではなく「起業家精神を養うということ」を目的にしたことです。これからの予測不能な時代を生きる中で、自分の目の前の社会課題に気づき、解決に向けて動く。その手段の一つとして“起業”という選択肢があることを知ってほしい、そんな想いで関わっています。
サークルの中では「ビジネスアイデアって何?」「そもそも“商品”ってどういうこと?」「値付けってどうやってするの?」といった起業家マインドについて伝えたり、あまり頭でっかちな話ばかりではなく、「お菓子の”じゃがりこ”だって、社会課題の解決に繋がっているんだよ」という身近な話をしたりします。
例えば値付けについては「原価を少なくして利益をめちゃくちゃ上げる」と考える学生もいれば「販売価格の半分が原価」と考える学生もいて、色んな考え方がありました。お客様に喜んでもらい、持続可能な商売であれば、どれも正解にできることをグループワークを通して体感してもらっています。
今は「大好きな魚の魅力を海外の人に届けるお弁当企画」や、「時間がない人でも気軽に参加できるアウトドア企画」など、面白そうな企画が実現に向けて動き始めています。子どもたちの「こんなことできるかな」「やってみたいな」に寄り添い、だんだんと形になってきていることが嬉しいです。

こんな関わりも|2026年4月から始動 「京都市基本構想」
京都市基本構想は、2050年の未来を見据え「京都がこういうまちであり続けたい」という理想を描いたもので、2025年12月に策定されました。
私は、その基本構想を描くプロセスに関わる「未来共創チーム」の一員として参加中。チームは、市の職員だけでなく、大学生、起業家、文化人など多様な立場のメンバーで構成されています。

私の役割は、審議会でまとめられていく草案に対して、「もっとこうした方がよいのでは?」「どうすれば市民に届き、浸透するのか?」といった意見を出すことでした。内容についてだけでなく、認知の広げ方や関わり方のデザインまで含めて検討、提案しました。
基本構想をいきなり読める人は少ないと思いますし、そもそも知られていないのが現状です。そこで、現在は身近な人の言葉で基本構想を語ってもらう「語り部を増やしていく」活動からスタートしています。
私から提案した一つが「X with 基本構想」という考え方。基本構想を体現する人を「X」として、そのXが考える基本構想とは?を語ってもらいます。具体的には、まずは未来共創チームによる「トーク&ワーク -まちを肴に-」を1月より順に開催し、私自身は2月23日にお話しさせていただきました。
<23日写真は?>
そして、チームから生まれた「0.1市民」という考え方。京都市に住んでいなくても、京都が好き、京都で働いている、京都に観光に来た、そういう人たちも含めて市民と捉えてみる。一人前の市民じゃなくていい、0.1でもいい。そんな繋がりをも含めた関わりを、デザインしていく。こういった発想は、審議会のベテランの方々にも「面白いね」と受け取っていただき構想の中に組み込んでいただきました。
3月28日開催キックオフイベントには、 私も登壇予定です。0.1市民の方も参加大歓迎!イベント後には未来共創チームのメンバーも含めて、焚火を囲んだ交流イベントも開催します。ぜひお気軽にご参加ください。
隣で走る人がいることの価値とは
現在SOUでは、目に見えにくい「伴走」を体系化し、私だけでなくSOUチームとして提供できるようにするため、パートナーの株式会社とけるに協力いただきながら、メソッド化を進めています。その中で見えてきた伴走の要素は次の3つです。
①傾聴:相手の状況や想いをよく聴き、深く理解すること。
②拡充:目的が果たせて実行できる 選択肢を増やすこと
③決断:納得感のある決断ができること
伴走者は「答え」を持つ存在ではありません。では伴走者がいることの価値は、一体どこにあるのか?それは、お客様の良き理解者であり、可能性を広げ、納得して決めるための後押しをし、決めた後は結果が出るまで共に汗をかくことです。
また、伴走は誰にでもできる営みかもしれません。みんな誰かの伴走者になれるのです。だからこそ、理解の深さ、選択肢の広さ、納得感が生まれる関わりにプロとしての価値があると考えています。伴走は奥が深いです。そして、伴走先の皆さんのおかげで気づきを得ながら、私たち自身もお客様と一緒に成長しています。
編集後記

現在、ありがたいことに伴走のご相談も増えています。そして、共に伴走する仲間を、私たちは「SOUギャラクシー」と呼んでいるのですが、その輪も広がっています。
その輪をもっと広げるべく、SOUとして一緒に働く仲間も現在募集中です!伴走に興味のある方は、ぜひWEBサイトや直接メッセージでご連絡ください。
そして最後に、ニュースレターの作成にあたり、インタビューからレター作成・アドバイスを株式会社ウエダ本社 / utena worksの林菜摘さん・西田芙未さん、株式会社アスタネの田中成美さんにご尽力いただきました。無形の伴走を、少しでも観える形にしていだきありがとうございました!
諦めたくないそばに、SOUを。
来月もよろしくお願いいたします!